
さて、どこへ行くにも交通手段の確保が一番! 私が今回宿泊の基盤にしている場所も地下鉄の駅のすぐ近くなので、先ずはロンドンの交通系ICカードである、オイスターカードを購入しないといけません。
もくじ
オイスターカードの入手方法。一番手軽な方法は?
オイスターカードっでなんぞ
ロンドンの地下鉄=The TUBE(チューブ)では、ICカードを使うとかなり安くなります。
日本で言うところのスイカみたいなものですね。
ちなみにsuicaの意味はSuper Urban Intelligent CArdと「スイスイ通れるカード」の両方だそうです。
オイスターカードはなんだろう? なんでも、香港はオクトパスカードとか言うらしい。
外国人は食べ物好きなのか?!
閑話休題。
このオイスターカード、5ポンドのデポジットで使用可能。
なんと通常よりも半額くらい乗車料金が安くなるのです。さらに、一日の上限が決まっているので、何度も乗り降りするのであれば、上限を超えたところでそれ以上運賃がかかることはありません。すごい!
地下鉄、バス、DLR、船上バス(リバーバス)などが対象です。
オイスターカードは現地で購入するべし!
そんなオイスターカード、略してオイカ(というかは知らない)は、どうやって買えばよいのでしょうか。
現地でのオイスターカード購入方法
駅近くのKIOSKで口頭で購入することもできますが、ちょっとハードルが高い。
が、安心めされよ! 駅の券売機で購入できるのです。つまり、人と英語で会話する必要はナッスィング!
しかも、日本語表記もあるのです。ありがたい……。
- 地下鉄の駅の券売機で、「Oyster: Buy, top-up and refund」と書かれている券売機を探します。(たいてい券売機の上のあたりに書かれています)
- 液晶画面の下の部分に国旗があるので、日の丸を押してください。
- 日本語が表示されましたね?
- 「新規カードを購入する」を選びましょう。
- 購入枚数を入力。一人旅であれば「1」ですね。複数人数の旅でも、一人一枚必要です。
- 画面が切り替わって、チャージ画面になります。チャージ金額とデポジット(5£)が初回に必要になります。
- 支払いは、現金・デビットカード・クレジットカードです。
ロンドン攻略法! トップアップを理解せよ!
さて、どうして20£のチャージが目安か、という話の前に、トップアップという単語を覚えて欲しいと思います。
トップアップ=TOP UPとは、簡単に言うと「チャージする」ことだよ。英語表記の画面に出てくることがあるから覚えておくといいよ♪
そう。日本語表記があれば問題はありませんが、日本語表記のない何かに出会った時に、この言葉を覚えておくと便利です。
「TOP UP」とあれば「あ、チャージをするのだな」と理解すればOK!
では、どうして20£のチャージが目安なのか。それは次の項目で!
ロンドンの地下鉄を理解せよ! ZONE1は優秀だがホテルは高い
ZONEってなんだ?
チューブ(イギリスの地下鉄=THE TUBEのこと)の料金はエリア別になっています。そのエリアをZONE(ゾーン)と呼びます。ZONEには1~6まであり、ヒースロー空港はZONE6になります。
ZONE1はほぼ観光名所を抑えています。
例えば、ウエストミンスター寺院やセント・ポール大聖堂、ロンドン塔も大英博物館もナショナルギャラリーも。
ただ、このラインナップを見ればわかる通り、とにかく都会。日本で言えば、銀座と青山と新宿をごちゃまぜにしたようなものです。
つまり、ホテルもとにかく高い。ロンドンはこのZONE1を中心に、その周囲も含めてチューブが張り巡らされているので、交通の便は良いのです。
なので、ホテルはZONE1にこだわらない方が良いでしょう。
で、少しずれたZONE2。このエリアは比較的中心部に出やすく、宿も少しだけ安くなるのでお勧めです。
一日の上限金額について考えてみよう
そんなチューブの料金は、一日の上限が決まっています。一覧表にしてみました!
ゾーン | オイスターカード上限額 (1日毎) |
トラベルカード (1日券) anytime |
トラベルカード (1日券) off-peak |
トラベルカード (7日券) |
---|---|---|---|---|
1のみ | £7.00 | - | - | - |
1~2 | £7.00 | - | - | £35.10 |
1~3 | £8.20 | - | - | £41.20 |
1~4 | £10.10 | £13.10 | £13.10 | £50.50 |
1~5 | £12.00 | £18.60 | £13.10 | £60.00 |
1~6 | £12.80 | £18.60 | £13.10 | £64.20 |
トラベルカードとは旅行者用の紙製チケットです。個人的にはお勧めしていません。
で、上記でもわかる通り、オイスターカードの一日上限がZONE1~2までだと7£です。なので、MAXまで使っても一日7£。三日だと7×3=21£です。
MAXまで使うかわからないので、滞在3日につきとりあえず20£入れておけばOKということです。
因みに、日本と同様に券売機で簡単に追加のトップアップ(=チャージ)ができますのでご安心を。
トラベルカードなんていらない! オイスターカード一択の理由
で。
なんでトラベルカードではなくオイスターカードの方が良いのかという話。
だってぶっちゃけオイスターカードの方が安い
のっけからこれで終了な気がする。先ほどの表をご覧ください。
全てのZONEにおいて、オイスターカードの1日上限金額が安いのです。
因みに、オイスターカードでもトラベルカードでも使える乗り物は同じ。
- ロンドン地下鉄(Tubeチューブ)
- ロンドン交通局バス
- サウス・ロンドン・トラム(路面電車)
- ドックランド・ライト・レイルウェイ(DLR)
- オーバーグラウンド(London Overground)
- Tfl Rail
- テムズ・ケーブルカー(Emirates Air Line)
- River bus
- ナショナルレール(National Rail services)※ロンドン市内の多くと市外の一部
ただしオイスターカードの払い戻し可能日には注意
オイスターカードにトップアップしたお金が余ってしまった、という時はもちろん払い戻しが可能です。
ただし、それにはトップアップした時から48時間が経過している必要があります。
なので、ロンドン滞在時間が48時間以下の場合や払い戻しをする時間が少ない場合はデポジット分の5£を考慮してトラベルカードを購入する方が良いかもしれません。
でもまぁ住人みたいに旅したいじゃん?
つらつら書いてきたけど、ぶっちゃけ紙製というのが今どき面倒KUSAI。
わかる? ピッピッって周りの人が改札を通り抜けているのですよ。
自分だって住んでいる人の顔してピッってしたいじゃない。
そう、つまるところ、私はまるでロンドンに住んでいますって顔をして、自動改札機を通りたいのよ。
だって、その方がかっこいいじゃん!!!!????!????
オイスターカードのトップアップ方法
最初の入金分がなくなった後の、追加トップアップ方法をご紹介します。
- 駅の券売機に行きます
- でかでかと黄色い丸いプレートがありますので、そこにオイスターカードをタッチします
- 日本語表記を選びます
- 画面に現在の残高が表示されます
- 追加したい金額を選びます(5£単位で表示されます)
- 現金・デビットカード・クレジットカードで支払います
- もう一度オイスターカードを黄色い丸に触れさせます
- 画面に「オイスターカードが更新されました」と表示されたらOK
オイスターカードの使い方
いやまぁ簡単です。
ロンドンの自動改札機の黄色い丸の部分にタッチ!
(反応はそこまで良くないですが)ガシャッって開くのでそこをスルっと通ればOKです。
オイスターカードの払い戻し方法
それでは、そんなオイスターカードの払い戻し方法の確認です。
チャージの残高が10£以下の場合
ラッキーです。デポジット5£含めて券売機での払い戻しができます。
- 駅構内の券売機で【refund】と書かれている券売機を選びます
- いつも通り黄色い丸にオイスターカードをタッチ!
- 日本語表記を選択
- 右側にある【プリペイド払い戻し】を選んでください
- 券売機からお金が出てくるのでget
手元にはオイスターカードが残るので(使用不可になっています)旅の記念に持ち帰りましょう!
チャージの残高が10£以上の場合
残念ながら券売機では払い戻しできません。
ビジターセンターで返金依頼をして払い戻しします。もちろん英語で依頼をしないといけないので、できれば最終日にチャージ金額が10£以下になるように調整しましょう。
ビジターセンターは下記の駅にあります。
- リバプールストリート駅
- ピカデリーサーカス駅
- ヴィクトリア駅
- キングスクロス駅
- セントパンクラス駅近く西部チケットホール
- ガトウィック空港北ターミナル到着ホール
- ガトウィック空港南ターミナル到着ホール
- ヒースロー空港ターミナル2/3
結論! かっこいい一人旅にはオイスターカード
というわけで、まとめてみましょう。
- かっこいい一人旅にはトラベルカードではなくてオイスターカード
- オイスターカードには3日につき20£を目安にチャージする
- チャージすることはトップアップという
これさえ押さえておけば、GOOD一人旅!