ロンドン ウエストミンスター寺院はココを見よ!見どころ!
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前回はウエストミンスター寺院についての基本情報をご案内しました。
今回は見どころです。

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美しき天井

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ウェストミンスター寺院の中で、特に圧巻なのは入って中央にある天井です。
寝そべってみてみたいほど……。

幾何学的なその美しさに、ため息しか出てこないかと思います。

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エドワード懺悔王の礼拝室

ウィリアム一世以来、エドワード五世、エドワード八世を除くすべてのイギリスの女王/王が「エドワード懺悔王の礼拝室」で戴冠式を行っています。
戴冠式で使われる椅子(Coronation Chair)は別名エドワード王の椅子。

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スコットランド王戴冠の時に使われた「運命の石(Stone of Destiny)」が椅子の下の部分に収納されていました。
イングランド王エドワードが、戦利品としてスコットランドから持ち帰り、この椅子を作らせたといわれています。
現在はスコットランドに返還され、常時はエジンバラ城にありますが、戴冠式の際にはウェストミンスター寺院に貸し出されるそうです。

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メアリー一世とエリザベス一世のお墓

英国国教会のなりたちはコチラのページでもご紹介しましたが、ヘンリー八世という王様が、離婚をするためにローマカトリックから独立し(カトリックは離婚禁止)英国国教会を樹立。
そのヘンリー八世の娘がメアリー一世とエリザベス一世。ほかにも子女はいますが、今は割愛します。
この二人、母親はそれぞれ違います。エリザベス一世の母親はアン・ブーリンといい、メアリー一世の母親キャサリン・オブ・アラゴンの侍女でした。
その侍女をヘンリー八世は愛人としようとしました。しかし、アン・ブーリンは王妃の座を求め、最終的にキャサリン・オブ・アラゴンを追い払い彼女が王妃となります。

その後、メアリー一世が即位。やがてエリザベス一世が即位します。この二人のいきさつについてはコチラを参照していただくとして、今は同じ墓に二人が埋葬されています。ただし、墓の上の彫像はエリザベス一世のみです。

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この彫像は、二人のいとこでありエリザベス一世の跡を継いだジェームズ一世によってデザインされたそうです。

聞きなれた学校のチャイムが実は

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キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン♪
誰もが聞いたことのある学校のあの鐘の音。実はあの鐘の音の音階は
このウエストミンスター寺院のために1927年に作曲された
「ウエストミンスターの鐘」が元となっています。

ビッグベンで流れるのがこの音です。
英語では「Westminster Quarters」または「Westminster Chime」といいます。

次回はウエストミンスター寺院へのアクセスなどをご紹介します。

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